TPFとCSP追悼会
2008年9月23日 TCG全般MTGに大きい影響を与えたTSPブロックとCSPブロック、後10日で現環境から離れていく。
いろんな懐かしいカードを戻してくれた“時のらせん”、そして色違いによって、衝撃をもたらしてくれた
“次元の混乱”、最後は現環境最も高いカード【タルモゴイフ】を提供してくれた“未来予知”。
それに加えて、失われた氷雪世界の第3セット、“コールドスナップ”。
これらのセットに加えて、“コアセットⅩ”、“ローウィン・モーニングタイド”、“シャドウモーア・イブンタイド”
によって、史上最大なスタンダード環境を提供してくれた。
それでも、いずれ別れが来るとわかっている。
ここで、そのTSPブロックとCSPブロックの逝去を悼んで、この二つのEXPから、私なりのTOP10と番外編を綴りたいと思う。
まずはTSPブロックTOP10
10位:《クローサの掌握/Krosan Grip(TSP)》/《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》
クローサの掌握:まずは時のらせんシリーズのキーワード、“刹那”。“変異”とマナ能力以外、割り込まれないのは強さだ。
このカードのお陰で、
・《白金の天使/Platinum Angel(10E)》
・《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
・《聖なるメサ/Sacred Mesa(TSP)》
などを破壊できたのはでかい。
よって、10位。
時代寄生機:そのしぶとさは強い。そしてアティファクトであること。カウンターしたくないが、出されたら色々と面倒くさい
クリーチャーの筆頭であろう。
9位:《溶鉄の災難/Molten Disaster(FUT)》
“刹那”、問答無用で埋葬。黒コンを使った時代は、このカードに相当お世話になった。
8位:《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury(PLC)》
色が変えて帰ってきたアクローマ。マナコストこそ重かったが、打ち消せない能力、プロテクション(白・青)の能力は、
まさに青白いじめとしか言いようが無い。
7位:《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite(TSP)》
《ドラゴンの嵐/Dragonstorm(TSP)》デッキ、トリコロールデッキ、一瞬の瞬きデッキ、リアニデッキ
出てすぐアドヴァンテージに繋がる。そして、瞬速で出せるのは偉大すぎる。
6位:《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》
《捕縛の言葉/Word of Seizing(TSP)》のよき相棒、今でも、ガルガドンヒバリというアーキタイプを生み出している。
そして、相手の除去から、アドヴァンテージを失わずに、クリーチャーを生贄にする能力。おまけに9/7のボディー、
さすがレアだとしかいえない。
5位:《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》
Power 9とは比べられないが、発売当初から今まで、ずっと使われている。
現環境を君臨するフェアリーデッキ、キープの基準は祖先の幻視と苦花といわれている。
それはこのカードの強さを語っているではないでしょうか。
4位:《硫黄破/Sulfurous Blast(TSP)》
インスタントに2点オール、そして自分のメインで打つと3点オールは強い!あかつき杯優勝したとき、このカードで
ガラクとそのトークンたち一掃したなど、マナコスト以上の強さを見せてくれた。
3位:《根絶/Extirpate(PLC)》
まぁ、順当ですね。“刹那”、手札確認、墓地から除外。弱いことは一つもない。おまけに1マナ。
2位:《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
鉄板ですね。説明がいらないと思います。初期の180円から、今の3500円~。その値段はタルモの強さの一番
いい証拠であろう。
1位:《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》
Blinkです。はい、あなたの目には問題が無いんです。コモンのブリンクです。
いろんなものを飛ばしましたよ。
・ロクソドン教主
・神秘の蛇
・ヴェンセール
・大渦のジン(変異)
・アクローマ(変異)
・熟考漂い
・ヘルカイト
・・・
これ以上強いコモンはなかろう。
これはTOP10です。
次は番外編、
評判つけようが無いカードたち。
・《野蛮の怒り/Force of Savagery(FUT)》
3マナ、トランプル、パワー8。強いですね。
と思ったら、タフネス0?!
アンセムがないと即死ですね、わかります。
・《蒸気打ちの親分/Steamflogger Boss(FUT)》
4マナ3/3、普通なサイズだが、二つのなぞを残した。装具工とからくり。
100年以内そのなぞを解けてくれれば、うれしいですけど、今の評価は“?!”しかないね。
そして評価不能なカード第一位!!
そうだ、彼だ!!
・《二の足踏みのノリン/Norin the Wary(TSP)》!!
1マナ2/1、伝説なクリーチャー、悪くない。
だが、なんか呪文をプレイするとターン終了まで飛ばされる;自分を含め、攻撃したら、飛ばされる。
orz
何をしたいんね?!
ていうか、何ができるんね?!
色々調整をした。
プラン1:《伏魔殿/Pandemonium(TSP)》によるダメージ⇒このカードを使うなら、他のカードを使ったほうが効率がいい。
プラン2:《魂の管理人/Soul Warden(10E)》と《本質の管理人/Essence Warden(PLC)》でコンボ、悠長すぎるちゃう?
プラン3:誘発能力を《計略縛り/Trickbind(TSP)》で消す!(バカか?)
プラン4:・・・orz
ごめん、私の負けや。あなたにはかなわないわ。
---------------------切り取り線-------------------------
ここからは氷雪の世界、“コールドスナップ”のTOP10だ。
TOP10
10位:《ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge(CSP)》
墓地から何度も蘇る悪魔ゾンビ、手札から捨てられないときはさびしく感じるが、基本は強い。
9位:《道化の王笏/Jester’s Scepter(CSP)》
青じゃなくても、カウンターができる。たとえ中身が薄くても、5枚のカードをリムーブできて、さらに、相手の行動を制限。
強い。
8位:《オーランのバイパー/Ohran Viper(CSP)》
接死、プレイヤーにダメージを与えると1ドローできる。
緑では、まれに見るアドヴァンテージクリーチャーだった。
7位:各種冠雪ランド
タップイン2色ランドはとにかく強かった。
6位:《炎の儀式/Rite of Flame(CSP)》
このカードが無ければ、ドラゴンストームというデッキはそこまで強くなれなかった。
5位:《ロノムの口/Mouth of Ronom(CSP)》
無色4点火力、これだけでも十分じゃない?おまけに《北方行/Into the North(CSP)》でサーチできるとか、やりすぎ。
4位:《占術の岩床/Scrying Sheets(CSP)》
私の赤単で、唯一のアドバンテージカード。これを使って、ランド引きを回避したりできるから、強い。
3位:《北方行/Into the North(CSP)》
冠雪ランドや岩床などが強いと評価したら、このカードがもっと強いじゃない?だって、あいつらを持ってこれるよね。
2位:《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》
3/4、擬似警戒、以上。
たまに、《炎の鞭/Fire Whip(TSP)》と合せて、機関銃になったりする。
3/3クリーチャー、3/2の台所、大口を止めれる頼りのある存在。
3マナ、しかも色がついていない。
十分すぎるだろうか。
1位:《雪崩し/Skred(CSP)》
ごめんなさい、鉄板過ぎた。
1マナでタルモゴイフ、雲打ち、幽体の魔力、・・・を除去できる最高の1枚。
ぬいぐるみ人形に打ったときはまさにオーバーキルの一言だ!
その他:評価しづらいカード
・《織端の石/Thrumming Stone(CSP)》
波及4を呪文に与えるスーパーアーティファクト、コアセットⅩで出てきた《執拗なネズミ/Relentless Rats(10E)》と
のコンボは男のロマン。だが、5マナは・・・
・《相殺/Counterbalance(CSP)》
一時期師範の独楽とのコンボが流行った。神河の退陣と一緒に、エクテン専用カードになったが、今回さらに師範の独楽は
禁止カードとされた。可愛そうなカード。
・《氷河屠り/Jokulmorder(CSP)》
何をしたいんですか?このカードは!!
--------------------切り取り線------------------------
これでTPFとCSPの回顧は完了した。
これからのアラーラ、色制限がとてもきつそうに見えるブロックだ。
果たして、いまのローウィン・シャドウモーア高速環境についていけるのかな?
では、また今度。
m(_ _)m
いろんな懐かしいカードを戻してくれた“時のらせん”、そして色違いによって、衝撃をもたらしてくれた
“次元の混乱”、最後は現環境最も高いカード【タルモゴイフ】を提供してくれた“未来予知”。
それに加えて、失われた氷雪世界の第3セット、“コールドスナップ”。
これらのセットに加えて、“コアセットⅩ”、“ローウィン・モーニングタイド”、“シャドウモーア・イブンタイド”
によって、史上最大なスタンダード環境を提供してくれた。
それでも、いずれ別れが来るとわかっている。
ここで、そのTSPブロックとCSPブロックの逝去を悼んで、この二つのEXPから、私なりのTOP10と番外編を綴りたいと思う。
まずはTSPブロックTOP10
10位:《クローサの掌握/Krosan Grip(TSP)》/《時代寄生機/Epochrasite(FUT)》
クローサの掌握:まずは時のらせんシリーズのキーワード、“刹那”。“変異”とマナ能力以外、割り込まれないのは強さだ。
このカードのお陰で、
・《白金の天使/Platinum Angel(10E)》
・《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》
・《聖なるメサ/Sacred Mesa(TSP)》
などを破壊できたのはでかい。
よって、10位。
時代寄生機:そのしぶとさは強い。そしてアティファクトであること。カウンターしたくないが、出されたら色々と面倒くさい
クリーチャーの筆頭であろう。
9位:《溶鉄の災難/Molten Disaster(FUT)》
“刹那”、問答無用で埋葬。黒コンを使った時代は、このカードに相当お世話になった。
8位:《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury(PLC)》
色が変えて帰ってきたアクローマ。マナコストこそ重かったが、打ち消せない能力、プロテクション(白・青)の能力は、
まさに青白いじめとしか言いようが無い。
7位:《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite(TSP)》
《ドラゴンの嵐/Dragonstorm(TSP)》デッキ、トリコロールデッキ、一瞬の瞬きデッキ、リアニデッキ
出てすぐアドヴァンテージに繋がる。そして、瞬速で出せるのは偉大すぎる。
6位:《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》
《捕縛の言葉/Word of Seizing(TSP)》のよき相棒、今でも、ガルガドンヒバリというアーキタイプを生み出している。
そして、相手の除去から、アドヴァンテージを失わずに、クリーチャーを生贄にする能力。おまけに9/7のボディー、
さすがレアだとしかいえない。
5位:《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》
Power 9とは比べられないが、発売当初から今まで、ずっと使われている。
現環境を君臨するフェアリーデッキ、キープの基準は祖先の幻視と苦花といわれている。
それはこのカードの強さを語っているではないでしょうか。
4位:《硫黄破/Sulfurous Blast(TSP)》
インスタントに2点オール、そして自分のメインで打つと3点オールは強い!あかつき杯優勝したとき、このカードで
ガラクとそのトークンたち一掃したなど、マナコスト以上の強さを見せてくれた。
3位:《根絶/Extirpate(PLC)》
まぁ、順当ですね。“刹那”、手札確認、墓地から除外。弱いことは一つもない。おまけに1マナ。
2位:《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FUT)》
鉄板ですね。説明がいらないと思います。初期の180円から、今の3500円~。その値段はタルモの強さの一番
いい証拠であろう。
1位:《一瞬の瞬き/Momentary Blink(TSP)》
Blinkです。はい、あなたの目には問題が無いんです。コモンのブリンクです。
いろんなものを飛ばしましたよ。
・ロクソドン教主
・神秘の蛇
・ヴェンセール
・大渦のジン(変異)
・アクローマ(変異)
・熟考漂い
・ヘルカイト
・・・
これ以上強いコモンはなかろう。
これはTOP10です。
次は番外編、
評判つけようが無いカードたち。
・《野蛮の怒り/Force of Savagery(FUT)》
3マナ、トランプル、パワー8。強いですね。
と思ったら、タフネス0?!
アンセムがないと即死ですね、わかります。
・《蒸気打ちの親分/Steamflogger Boss(FUT)》
4マナ3/3、普通なサイズだが、二つのなぞを残した。装具工とからくり。
100年以内そのなぞを解けてくれれば、うれしいですけど、今の評価は“?!”しかないね。
そして評価不能なカード第一位!!
そうだ、彼だ!!
・《二の足踏みのノリン/Norin the Wary(TSP)》!!
1マナ2/1、伝説なクリーチャー、悪くない。
だが、なんか呪文をプレイするとターン終了まで飛ばされる;自分を含め、攻撃したら、飛ばされる。
orz
何をしたいんね?!
ていうか、何ができるんね?!
色々調整をした。
プラン1:《伏魔殿/Pandemonium(TSP)》によるダメージ⇒このカードを使うなら、他のカードを使ったほうが効率がいい。
プラン2:《魂の管理人/Soul Warden(10E)》と《本質の管理人/Essence Warden(PLC)》でコンボ、悠長すぎるちゃう?
プラン3:誘発能力を《計略縛り/Trickbind(TSP)》で消す!(バカか?)
プラン4:・・・orz
ごめん、私の負けや。あなたにはかなわないわ。
---------------------切り取り線-------------------------
ここからは氷雪の世界、“コールドスナップ”のTOP10だ。
TOP10
10位:《ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge(CSP)》
墓地から何度も蘇る悪魔ゾンビ、手札から捨てられないときはさびしく感じるが、基本は強い。
9位:《道化の王笏/Jester’s Scepter(CSP)》
青じゃなくても、カウンターができる。たとえ中身が薄くても、5枚のカードをリムーブできて、さらに、相手の行動を制限。
強い。
8位:《オーランのバイパー/Ohran Viper(CSP)》
接死、プレイヤーにダメージを与えると1ドローできる。
緑では、まれに見るアドヴァンテージクリーチャーだった。
7位:各種冠雪ランド
タップイン2色ランドはとにかく強かった。
6位:《炎の儀式/Rite of Flame(CSP)》
このカードが無ければ、ドラゴンストームというデッキはそこまで強くなれなかった。
5位:《ロノムの口/Mouth of Ronom(CSP)》
無色4点火力、これだけでも十分じゃない?おまけに《北方行/Into the North(CSP)》でサーチできるとか、やりすぎ。
4位:《占術の岩床/Scrying Sheets(CSP)》
私の赤単で、唯一のアドバンテージカード。これを使って、ランド引きを回避したりできるから、強い。
3位:《北方行/Into the North(CSP)》
冠雪ランドや岩床などが強いと評価したら、このカードがもっと強いじゃない?だって、あいつらを持ってこれるよね。
2位:《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot(CSP)》
3/4、擬似警戒、以上。
たまに、《炎の鞭/Fire Whip(TSP)》と合せて、機関銃になったりする。
3/3クリーチャー、3/2の台所、大口を止めれる頼りのある存在。
3マナ、しかも色がついていない。
十分すぎるだろうか。
1位:《雪崩し/Skred(CSP)》
ごめんなさい、鉄板過ぎた。
1マナでタルモゴイフ、雲打ち、幽体の魔力、・・・を除去できる最高の1枚。
ぬいぐるみ人形に打ったときはまさにオーバーキルの一言だ!
その他:評価しづらいカード
・《織端の石/Thrumming Stone(CSP)》
波及4を呪文に与えるスーパーアーティファクト、コアセットⅩで出てきた《執拗なネズミ/Relentless Rats(10E)》と
のコンボは男のロマン。だが、5マナは・・・
・《相殺/Counterbalance(CSP)》
一時期師範の独楽とのコンボが流行った。神河の退陣と一緒に、エクテン専用カードになったが、今回さらに師範の独楽は
禁止カードとされた。可愛そうなカード。
・《氷河屠り/Jokulmorder(CSP)》
何をしたいんですか?このカードは!!
--------------------切り取り線------------------------
これでTPFとCSPの回顧は完了した。
これからのアラーラ、色制限がとてもきつそうに見えるブロックだ。
果たして、いまのローウィン・シャドウモーア高速環境についていけるのかな?
では、また今度。
m(_ _)m
コメント